introduction
学校紹介
School Introduction

greeting
学校長挨拶
Greeting of the Principal

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「愛・汗・献」の精神に

principal
学校法人専修学園 慶成高等学校
校長 木本 和浩

本校は、60年前の昭和34年、当時遅れていました商業教育を充実させるため、「小倉女子商業高等学校」として創設されました。平成7年には校名を「慶成高等学校」と改称し、平成10年には男女共学となり、現在は、普通科・福祉科・コンピュータビジネス科の3つの学科を有し、「愛・汗・献」の校訓の元、地域社会に貢献できる人材の育成に取り組んでおります。この間1万5千名を超える卒業生たちが、さまざまな分野で活躍しています。

「愛・汗・献」の「愛」とは、人が持つ思いやりの気持ち「真心」ともいえるでしょう。そして、「汗」とは、人々のために汗を流し、善い行いを実践すること。「献」とは、貢献するの「献」であり、人のため、あるいは社会のためになることを実践することです。

愛することは幸福の源、汗することは発展の源、ささげることは信用の源であります。本校生徒は学校生活の中で、「愛・汗・献」の精神をしっかりと身につけて、目標に向かって自らを高めていっています。

「令和」という新しい時代の中で、生徒一人ひとりが明日への希望を持って、それを実現するために努力をしてほしいと思います。また、自分が熱中できるもの、夢中になれるものを見つけてほしい。夢中になれるものが見つかれば、自分の前に立ちはだかる壁に向かっていくことができる。それが見つけられないと、壁が出てくるとあきらめてしまう。何でもかまわないので自分の熱中できるもの、夢中になれるものを本校の3年間でぜひ見つけてほしいと思います。

新しい時代「令和」の本校のスローガンは「楽しくなければ学校じゃない。」です。学園創立70周年へ向けての新しい一歩を踏み出した「慶成高等学校」を今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。本校の受験を考えられている中学生・保護者のみなさん、ぜひ一度、文化祭やオープンスクールで「慶成高等学校」を訪れていただければ幸いです。

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教育方針
Educational Policy

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慶成が育てる3つの能力。

Action Thinking Teamwork

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多様化する現代社会において知識偏重の教育が見直され、社会人として必要な上記3つの能力の育成が求められています。実業高校として建学以来、実践を重視し、即戦力となる社会人の育成を目指してきた本校においても、改めて学校教育の本分に立ち戻り、社会を支える人材を輩出すべく、上記の能力の育成を目標として掲げております。

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慶成が実践する3つの指導。

本学では「教科指導」「進路指導」「生徒指導」という3つの柱を中心とした基本的生活習慣の確立を学力向上のキーポイントとして、最終的には生徒の進路実現につなげるという考え方を元に取り組んでいます。

教科指導

本校では3科それぞれ目標を異にしておりますが、その根底には確かな「基礎学力」が必要であるとの考えで教科指導を行っています。そのため、授業はもちろんのこと、「検定試験前の補習」「成績不振者への個別指導や補習授業」「定期考査前の学習会」など徹底して学力向上に努めます。自分自身の目標達成のためには、何が必要で、何をしなければならないかを常に考えさせることで、最近では生徒から自主的に参加している姿が多く見られます。学業を通じて何事にも自主的に取り組む姿勢が育っています。

進路指導

進路指導部では、1年生の時から総合的な学習の時間やロングホームルームの時間を利用して、就職や進学の進路の意識づけを行っています。外部講師の方の講演や学校見学会・企業訪問などを通じて、少しでも早く自分の適性に気付き、将来の目標設定ができるよう、きめ細かいスケジュールが組まれています。昨年度の就職率・進学率も良い結果が出ています。

生徒指導

上記の教育活動を支える生活習慣を整えることが生徒指導です。まずは「制服の正しい着用」「挨拶の励行」を徹底的に指導しています。これらの基本的なことを徹底することで、学習面にも良い影響を与え、社会人として通用する規範意識を育てます。規則正しい生活習慣を身につけようと努力するうち高校生としての自覚が生まれ、規律を守ろうとする意識が生徒たちの間で年々大きくなっている手ごたえを感じています。このことが進学・就職に関わらず、進路実現に多大な成果を生んでいます。

この3つの柱を中心に入学から卒業まで、一人ひとりに誠意と熱意を込めた、きめ細かな指導することで、生徒の皆さんから「慶成」に入学して良かった、保護者の方から「慶成」に通わせて良かった、と思われる学校を目指し、評価をさらに高めていきたいと思います。それが一人ひとりの進学や就職といった未来へつながっていくのです。

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沿革
History

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慶成は時代の変遷に合わせて進化し続けます。

本校は前身となる専門学校時代より、当時まだ世界的に遅れていた女子教育の充実目指し、昭和34年(1959)に「小倉女子商業高等学校」として創立されました。以来多くの人材を育成し、北九州市の女子教育を支えて参りました。

全国に先駆けてコンピュータ教育を導入

変わり続ける社会のニーズにこたえるため、昭和62年(1987)には社会の情報化を見据え、全国に先駆けて教室にコンピュータを整備、「コンピュータビジネス科」を新設しました。

平成の再編成

平成に入り、女子の進学率の向上にむけて「普通科」、社会の高齢化にむけて「人間科学科(現福祉科)」を新設、現在の3科体制が整い、平成17年(2005)には全科が共学制となりました。

令和の時代も変化を続けます。

令和の時代にも社会はめまぐるしく変化し続けています。令和2年度には全校生徒にiPadを配布し、全館にWi-Fi環境を整え、ICT教育を推進していきます。また、教育改革の流れの中、本校独自の教育課程を改編し続けてます。本校はこれから先も常に未来を見据え、立ち止まることなく進化を続けていきたいと思っております。

大正11年小倉市中島町に専修高等簿記専門学校設立
昭和5年校訓「愛・汗・献」小倉市日明菜園場に仮校舎新築移転
昭和10年九州経理高等学校と改称認可
昭和26年八幡市折尾町に折尾校設立
昭和27年学校法人専修学園に組織変更認可
昭和34年小倉女子商業高等学校創立
昭和62年コンピュータビジネス科新設
平成元年経営経理科新設
平成7年慶成高等学校に校名変更
秀櫻館(特別進学コース)・普通科(進学コース)・人間科学科(介護福祉コース・福祉教養コース・商業コース)・コンピュータビジネス科(専門コース・情報教養コース)新設
平成10年秀櫻館、人間科学科社会福祉コース、コンピュータビジネス科専門コースに男女共学制導入
平成11年学校週5日制を導入
平成12年普通科に男女共学制導入
平成16年人間科学科を福祉科に変更
平成17年全科男女共学となる
平成20年創立50周年
平成27年新館・体育館完成

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校歌
School Song

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慶成高等学校 校歌

一 、
遠き山々 近きみね
紫雲しうんたなびく 丘の上
愛汗献の精神まごころ
睦み親しむ わが学舎まなびや
二 、
のぼるこの道 朝の道
深きみどりと そよ風に
明けゆく街の すがたみて
希望のぞみはてなき わが学舎まなびや
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作 詞

詩人・童話作家
小倉到津遊園 園長
阿南 哲郎
(1903~1979)

大分県竹田市にて誕生し、4歳で北九州へ。早くより詩人の野中 雨情に私淑し、詩・童謡・校歌など、数多くの作品を手掛けています。久留島武彦門下として、口演童話や創作童話も残しています。この間、小倉到津遊園(現 到津の森)園長に就任し、退職後は社会教育・児童文学活動に従事しました。

阿南 哲郎 氏 作品

詩 集
  • 「石にひびく」
  • 「あのうたこのうた」
  • 「詩と笛」
  • 「寄せてかえして(本校校歌掲載)」
  • など
随 筆
  • 「雨情」
  • など
童話集
  • 「よるの動物園」
  • など